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2007.01.09

Quartz Composerで動くVJ Mixer、Quartonian Mixer

以前に紹介したQuartz Composerを使ったVJツール「Quartonian Mixer」。いろいろイジってみたので、とりあえず使える状態にするまでをメモしておきます。
参考にしたソースは以下の通り。

Quartonian: live performance with Quartz Composer
Quartonian: live performance with Quartz Composer » Documentation
※導入に関する説明(英語)

[導入方法]

1. Quartonian Mixerをダウンロード
2. Quartz Composerをインストールします。(Xcodeをインストールすると一緒にインストールされます。XcodeはOSのインストーラーにあります)
3. Quartonian Mixer(拡張子はqtz)をクリックするとQuartz Composerが立ち上がりファイルが開きます。
4. 使用するムービーを設定して使用します。

[使用するムービーの設定方法]

1. Editor画面に移動します。
2. ウインドウ上部にある「Hierarchy Brower」をクリックして「Root Macro Patch」の右隣にある「CLIP_SELECTION_ALL_LOOPS_ALL_BANKS」をクリック。
デフォルト状態から下部に表示されているウィンドウのスクロールバーを右に動かすと「clip_q」「clip_w」などの表示が見えます。「clip_e」がキーボードの「E」を押したときに表示されるムービーの設定です。
「Movie Path」と書いてある横の○をクリックするとウィンドウが開くので、そこに登録したいムービーファイルをFinderからドロップすると、自動的にパスが記入されます。勿論手書きでパスを指定してもOK。
(目的のウインドウにたどり着くまでの手順が公式サイトとチョット違いますが、やってる事は同じです。登録方法はこちらに画像の説明があります。)
3. セーブしてEditor画面の上右部にある「Viewer」をクリック。これで任意に指定したムービーを使ってMix出来るようになったハズ。

※なんかわかんないケドいろいろいじってたらオカシクなった、なんて事を防ぐ為にオリジナルのqtzファイルはバックアップしておくことをオススメします。
※当たり前ですが使用するムービーのパスが変わると再生できなくなるので注意。

[操作方法]

基本的にはキーボードを叩いて全ての操作を行います。

○ F1〜F8:ムービーのレイアウト選択。どれか一つだけを選択する事が出来ます。(何も選択されていない場合は表示されません。)
○ F9〜F12:レイヤーの設定。どれか一つを選択する事が出来ます。
○ Q〜]、A〜\:それぞれのキーに一つずつムービーが割り当てられます。
○ Z〜/:エフェクトの選択。
○ ←↑→↓:ターゲットの選択。(ムービーは3つまでレイヤー出来る。エフェクトはそれぞれに、または全体にかける事が出来る。)

※まずターゲットを選択、それからムービー選択あるいはエフェクト選択、という流れになります。

【注意】
ファンクションキーを1から12まで全て使えるようにするために、以下のように設定します。
1. 「システム環境 > キーボードとマウス > キーボード」の「F1〜F12 キーを使ってソフトウェアの機能を制御」にチェックを入れる。(MacBookなどの場合はデフォルトでF1〜5はディスプレイの明るさ調整と音量調整・消音に割り当ててあります。)
2. 「システム環境 > キーボードとマウス > キーボードショートカット」でF1〜F12を使用している項目があれば、「入」のチェックを外す。(デフォルトでF9〜F12はショートカットとして使用しているハズ)

ムービーを割り当てるキーの「Q〜]」と「A〜\」は英語配列では横一列に並んでいています。
日本で一般的なJIS配列のキーボードでは文字の配列が違うので、自分の持っているキーボードにあわせてqtzを再編集するか、配列を変えた方が使いやすいでしょう。

1. 「ことえり環境設定 > 入力操作」の「英字入力時のキーボード配列」をデフォルトの「US」から「Australian」に変更する。
2. 念のために「キーボードビューア」(「システム環境 > 言語環境 > 入力メニュー」「キーボードビューア」にチェックを入れると入力メニューから選べるようになる)を表示して配列が変更された事を確認。

参考:
キー配列 -Wikipedia

[読み込める素材]

動画はQuickTimeで読めるものなら何でもいけるみたいです。サイズも一応何でもOK。ただ高画質・大画面のファイルは(マシンにも依存しますが)動作が重くなるので、出来れば事前に動作チェックをした方がいいかも。
静止画も読めるので、会場で撮影したデジカメの画像をその場で表示、なんて演出も出来ます。ちなみにアニメgifも動いて表示されます。

[その他の設定]

コマンド+T:パラメーター各種設定。プレビュー画面と実際に出力する画面のサイズ設定、プレビュー画面の有無、サムネイル表示有無など設定できます。
コマンド+F:フルスクリーンにする。

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コメント

詳しい解説ありがとうございます。
先日からQuartonian Mixerをダンロードしあれこれやってみているのですが登録した映像のサムネイルが表示されず困っています。
サムネイルが表示されないだけで、映像の切り替えやエフェクトをかけたり(このリアルタイムエフェクトはほんとに凄いですね)は出来ています。サムネイルの作成は映像の登録のあとひと手間いるのでしょうか?もしご存知ならお教えください。

環境はQuartz Composer 2.1.1, OSX 10.4.8 で素材はmovが中心です。

投稿: qm | 2007.01.26 02:16

レスポンスが遅くてすみません。

Editor画面から「Hierarchy Browser」をクリック、「Root Macro Patch」>「render_clip_thumbnail」>「Render in Image」。
試しに、この画面内に表示されている「Image With Movie」の「○Movie Path」の○をクリックして適当な素材を登録してからViewer画面を開くと、サムネイルが変化しているはずです。ただし登録されている素材・キーで呼び出せる素材はそのままになっているハズ。
(「Image With Movie」の繋がっている先に「clip_q_string」などと名前がついているので、それを参照にどのキー対応のサムネ設定なのか判断してください。)

つまり、素材として使用する為のパス指定と、サムネ表示する為のパス指定は別々に登録するっていうことらしいです。
サムネ登録をしないでどのキーにどの素材を割り当てたか、プリントアウトするとか、何かにメモって外に出力してない画面領域に表示しておくとか、そっちの方がラクかも知れません。

投稿: troll | 2007.01.28 16:01

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